少し背伸びして読書をしよう。好きな教科や科目があるのなら、それをさらに深めるようなものを読むと、とっかかりが良いでしょう。
○社会や国語が好きな子へ 岩波ジュニア新書
比較的社会系や歴史関係の本が充実しているのが岩波ジュニア新書のシリーズです。
例えば川北稔著『砂糖の世界史』などはライトで読みやすいですが大学での課題図書にも使われるなど、読めば読むほど奥が深い本です。
○理科や数学が好きな子へ 講談社ブルーバックス
国立がん研究センター著『「がん」はどうやって治すのか?』など、比較的身近な医療に関するものから、『現代数学はじめの一歩』など、骨太な最新の学問に近い分野まで、いわゆる理数系の本が揃っています。身近な大人でもなかなか知らない最先端の分野に触れることで、「好き」をもっと伸ばす読書には最適です。
○美術や広告、エンタメが好き 宣伝会議などの雑誌
こちらは学生だけに向けた本ではなく、本格的なプロもよく参考にしている雑誌です。しっかりとした印刷のため、お小遣いで新品を買うのは少し高いかもしれませんが、プロたちが見ているものに自分も触れてみると言うのは非常に良い経験になるでしょう。
○英語が好き ラダーシリーズ
ラダーシリーズは、レベルごとに、分かれた物語や伝記などを取り扱っています。
英語の授業で細かく文章を読んでいくのとは異なり、自分に合ったレベルのもので、できれば辞書をあまり使わずに読むことをお勧めします。英語のリズムや流れ、自然な言い回しなどが身に付くでしょう。
大人でも、読書をする人はどんどん減っています。だからこそ、読書をすれば他の人と簡単に差がつけられる。特に、好きな分野の本を読んでみることをお勧めします。iQuestでは、好きなことをどんどん伸ばす読書を応援しています。
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